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江戸時代の煎餅屋は、左のようなスタイルで製造していたようです。
「最中の月」というくらいですから、主に丸いものが主流で、
四角いものは珍しがられて「窓の月」と呼ばれていました。
( 左:人倫訓蒙図彙より(元禄三年1690年 ) |
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「最中饅頭・・・???」
となるかと思いますが、実際に江戸期に存在し、
主に日本橋界隈で販売されていたようです。
上でご紹介した「最中の月」で餡を挟んだお菓子こそが、
「最中饅頭」なのです。
右は、江戸買物独案内という当時のタウンページの一コマ。
ばっちり「最中饅頭」を販売中です。
このお店を含めて「最中饅頭」が二軒、
四角い「窓の月」が一軒掲載されていました。 |
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不思議な事に、「最中の月」を掲載しているお店がないんです。
後々調べてみるとこの文献、掲載料を払ったお店だけを掲載しているそうで、
「最中饅頭」は新発売だから載せていたのかもしれません。(あくまで推測です。)
その後「最中」と言えば、餡を種で挟んだものが主流になったと言われています。
現代の「最中」のスタイルは、
江戸時代のこの頃から受け継がれてきたものなのです。
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以前は右のような手焼型で一枚一枚、
鯛焼きの様に手焼きをしていました。
弊社で現存する一番古い型は、
明治九年に作成した手焼型。
もう使う事はできませんが、
弊社のかけがえの無い財産です。 |
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(有)種亀は江戸時代から続く「最中種専門店」として、
日本中の皆様に、最高品質の「最中種(もなかの皮)」をこれからもご提供させていただきます。
また「最中種(もなかの皮)」を通じて、
日本の菓子文化の伝承に少しでも貢献できればと、日々活動しております。
詳しくはこちらをご覧下さい。
【 代表のご挨拶
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