最中種(最中の皮)の販売、企画管理
（有）種亀は160余年に渡り、最中種（最中の皮）専門店として、日本中に皆様に最高品質の最中種をご提供しております。

＜　最中種用金型について　＞

 

オリジナル型をご注文頂きますと、「機械用金型」と呼ばれるこの様な金型を作って頂きます。

現在では、半自動機や全自動機といった、機械で最中種を製造することが一般的ですが、
機械が誕生する以前は、「手焼型」と呼ばれる金型を用いて、
一枚一枚手焼きで焼いておりました。 （一匹焼きの鯛焼のように）

弊社で現存する最古の型は明治9年製（1876）と伝えられる、手焼きの金型です。
当時はまだ金属加工の技術が乏しかったのか、押し伸ばして丸い最中種を焼くだけの金型です。
この型は、ただの「丸」じゃぁ面白くないって発想からか、
微妙に波打った最中種ができるように加工してあります。
今ではもう使うことはできませんが、弊社の宝物です。

こんな変わった金型もございました。
昭和34年に、エスビー食品様から発売された「モナカカレー」です。
コック帽をかぶった立川談志師匠のコマーシャルで、当時大人気だったそうです。
固形ルーの台頭で販売しなくなりましたが、当時を物語る面白い金型です。